前回、SDKのインストールを紹介しましたので、今回はEclipse環境(
Eclipse 4.2 Juno)でのプロジェクト作成方法について紹介します。なお、Eclipseのインストールについては
以前の記事をご覧下さい。
今回使用した環境 |
Eclipse | 4.2 Juno (Pleiades All in One) |
Andriod SDK | 20.0.3 |
ADT | 20.0.3 |
- プロジェクトの作成
Eclipseを起動し、新規のプロジェクトを作成します。
メニューの「ファイル」→「新規」→「プロジェクト」を選択します。
- ウィザードの選択
以下の画面で、「Android」の「Android Application Project」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- New Android Application
新規のプロジェクトを作成する画面が表示されます。
以下の画面で「Application Name:」と「Project Name:」に「TestActivity」、「Package Name:」に「jp.co.triware.samples.Test」と入力します。
「Build SDK:」は、開発対象のSDKのバージョンを選択します。
また、アプリケーションのアイコン画像を後で設定する場合、「Create custom launcher icon」のチェックをはずし、「次へ」ボタンをクリックします。
画面項目名 | 説明 |
Application Name: | アプリケーション名 |
Project Name: | プロジェクト名(ワークスペース内にプロジェクトとして表示) |
Package Name: | パッケージ名(最初に動作するプログラムのパッケージ) |
Build SDK: | 開発に使用するAndroid SDKバージョン |
Minimum Required SDK: | 動作するために必要な最低限のAndroid SDKバージョン |
Create custom launcher icon: | 起動用アイコン画像を設定するか否か(チェックを入れるとアイコン画像設定画面が次に表示) |
Mark this project as a library: | このプロジェクトをライブラリとするか否か |
Create Project in Workspace: | プロジェクトをワークスペースに作成するか否か |
- Configure Launcher Icon
「次へ」ボタンをクリックします。
ランチャーアイコンを独自のアイコンに変更したい場合は、ここで設定を行ってください。
- Create Activity
「Create Activity」チェックボックスにチェックが入り、
「Blank Activity」が選択されている事を確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
画面項目名 | 説明 |
Create Activity: | アクティビティクラスを作成するか否か |
BlankActivity: | 通常のアクティビティ |
MasterDetailFlow: | フラグメント(画面分割用)を使ったアクティビティ |
- New Blank Activity
以下の画面で、「Activity Name」に「TestActivity」、「Layout Name」に「main」、「Navigation Type」に「None」、「Title」に「TestActivity」を入力し、「完了」ボタンをクリックします。
画面項目名 | 説明 |
Activity Name: | 最初のアクティビティクラス名 |
Layout Name: | 最初のレイアウト設定ファイル名 |
Navigation Type: | ナビゲーションタイプ(タブやドロップダウンなど) |
Hierarchical Parent: | アクティビティクラスの継承元クラス |
Title: | アプリケーションのタイトル |
- プロジェクト作成完了
以上で、新規のAndroidプロジェクトの作成は、完了です。
Eclipseのプロジェクト・エクスプローラ上に、作成したプロジェクトが以下のように追加されたことを確認しましょう。
あとは、ソースファイル、レイアウトファイル等を編集し、アプリケーションを作成します。
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